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健康食品で使用する香辛料(スパイス)と特徴

2015/12/05

加工食品で使用する香辛料(スパイス)と特徴

香辛料(スパイス)は、少量配合するだけで独特の風味が立つことが特徴です。
健康食品では、香料を使えない商品を担当することがあります。
そんな時、役に立つのが香辛料(スパイス)です。

香辛料は、風味を作る以外にも 機能性を持つ素材が多いため 健康食品と相性の良い原料です。
香辛料は、利用する部位によって似たような特徴を持つので、部位別に有名な香辛料を見てみましょう。

種子系スパイス

コリアンダー、フェンネル、アニス、クミン、マスタードシード、カルダモン、ナツメグなどがあります。特徴としては、ピリッとした辛味を持つものが多いです。

フェンネル

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カレーの様なスパイシーさが特徴です。
ピリッとしたハーブ風味を出す際に使用します

健康食品では、ハーブティーとしても使用されます。
種子系スパイスや果実系スパイシーは、カレーに使用される スパイスが多いイメージがあります。
ピリッとした辛味が特徴です。

果実系スパイス

種子系と同様に、ピリッとした辛味が特徴です。
種子よりも、色味が鮮やかなものが多く、辛味もワンランク上です。

オールスパイス

オールスパイス
シナモン、クローブ、ナツメッグをミックスしたような、深みのある香りをもっています。
ドーナッツやクッキーといった焼き菓子関係の香り付けにも用いられています。

健康食品では、カロリーメイトみないな焼き菓子系や ハーブティーの香りつけに使用したりします。

参考:オールスパイス

レッドペッパー(赤唐辛子)

レッドペッパー
レッドペッパーは、赤唐辛子のことを指し 辛味が特徴の香辛料です。
健康食品だと、スープ系で辛味を出すのに使用する以外にも、脂肪燃焼系サプリメントに使用します。

ブラックペッパー

黒コショウ
黒コショウの辛味成分ピペリンは、血流をよくする効果が知られている。
健康食品では、風味素材としてよりも機能性素材として使用されることが多いです。

花茎系スパイス

花茎の香辛料は、ハーブとして利用されるものが多いです。
スッとする独特の風味と、茎に含まれる 雑味(主に苦み)が特徴です。

ミント

ミント葉
ペパーミント・スペアミントなどスッとした香りが特徴です。
お菓子・口臭ケアサプリ・ガム など用途が非常に広いです。

ミントのスッとする成分は、メントールといい こちらの抽出物を使うことが多いです。

ローズマリー

ローズマリー
香辛料としては、肉料理の臭み消しに利用されるのが一般的で、ソーセージ・フライドチキンなどに配合されます。
健康食品では、コラーゲンを使用したスープでの臭み消し や、ハーブティーとしての利用が多いです。

タイム

タイム
香辛料としては、肉料理の臭み消しに利用されるのが一般的で、ソーセージ・フライドチキンなどに配合されます。
健康食品では、コラーゲンを使用したスープでの臭み消し や、ハーブティーとしての利用が多いです。

ローズマリーと比べると知名度が低いですが、「精神的なストレスを和らげる」としてリラックス性のある効果が知られています。
安眠サプリなどで使用されることも多くなりました。

木皮系スパイス

香り・味ともに強いものが多く、味のコクを増やしてくれます。

シナモン(ケイヒ)

シナモン
シナモンロールやアップルパイなど、嗜好性の高い お菓子にも使用される香辛料です。
嗜好性の高い健康食品(クッキー、チョコレート)で利用することがあります。

シナモンは、血管のアンチエイジング作用や、血行促進素材の機能性素材として利用することもあります。
有効量が多い場合は、風味を隠すために錠剤などの形態が望ましいです。

根塊系スパイス

種子系と同様、辛味が特徴のスパイスです。
種子系は ピリピリと表現されますが、ジンジンとするような辛味が特徴です。

ジンジャー(生姜)

生姜
食品としても馴染みのある生姜は、健康食品でも利用されることの多い香辛料です。
スープ系、ドリンクなど様々用途で、辛味を出す素材として利用されます。

辛味の成分は、ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンの3種類があり、ジンゲロール・ショウガオールなどが規格された香辛料も存在します。
辛味をもっと出して欲しい と言われた場合、最も選択肢になりやすいのが 「ショウガ」と言えます。

オニオン(たまねぎ)

たまねぎ
オニオンを、肉・サラダなどに振りかける調味料のアクセントとして使用されます。
健康食品では、もっぱらスープ系・代替食など 食品系の健康食品で利用されます。

注意が必要なのは、野菜の素材として たまねぎを入れていると 味の主張が強く 味作りの妨げになることがあります。

まとめ

香辛料は 紹介したもの以外にもたくさんあります。
加工食品の味付けでは、もっぱら「香料」を使用することが多いです。
しかし、辛味や味の奥深さを出すには もの足りません。
そういった時に、香辛料を選択することが大切です。

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